INC Feb.使用構築〜パルゼルネ〜
どうも、あき.です。
まずはポケモン2019 International Challenge Februaryお疲れ様でした！
それでは今回も僕がINCにて使用したパーティの紹介記事を書いていきたいと思います。
それではまず使用した6匹はこちら
パーティのコンセプトは「S操作を封じて上から叩く」です。ただこれだけです。
ポケモンバトルにおいて素早さというのは重要で、先に行動できるというだけで莫大なアドバンテージを得ることが出来ます。特にダブルバトルでは、2匹に影響を及ぼす「おいかぜ」「トリックルーム」といったS操作技を用いる事が多いです。もちろんこれだけではありませんが、「エレキネット」や「じならし」などは無効にされる相手がいたり、命中率の不安定さ、更には控えポケモンとの交換により解除される、「守る」により防がれるなどといったデメリットがあるのに対し、相手を対象に取らずフィールドに影響を及ぼす「おいかぜ」「トリックルーム」は非常に強力です。
更にGSダブルにおいて絶対に考慮しなくてはいけないのが「ジオコントロール」です。通してしまったら負け直行！と言っても過言ではないくらい強いです。
以上の事から僕がたどり着いた答えが「挑発」です。
相手の「おいかぜ」や「トリックルーム」を「挑発」で封じてしまい、元々の素早さの高いポケモンで上から攻撃すれば強いのでは？さらには自分だけ「ジオコントロール」してしまえば最強なのでは？？というのが僕の考えです。
では次にパーティの6匹の採用理由ですが、
ジャローダ…挑発要員。壁貼り。バクア牽制。
ゲッコウガ…挑発要員。技範囲が広い。
カプ・コケコ…挑発要員。催眠対策。
コジョンド…猫要員。てだすけ。フェイント。
ゼルネアス…ジオコンで最強。
という感じで決めました。
それでは、6匹を個別にもう少し詳しく書いていこうかと思います。(選出回数は全35試合中、切断1回と初手降参3回を除いた31試合中のデータです。)
まずはジャローダ
実数値 164(108)-×-115-100(40)-129(108)-181(252)
性格 おくびょう
選出回数 21回
挑発要員その１。壁貼りジャローダです。基本的に初手にコジョンドと共に出します。猫+壁か猫+挑発から入る事が多いです。ゼルネアスが安全にジオコンを積めるように場を整えるのがお仕事。なので持ち物はひかりのねんど。耐久はカイオーガの雨眼鏡しおふきを確定で耐えるくらい。素早さは最速。
今回のパーティはコジョンド以外は特殊アタッカーなので「バークアウト」が非常に良く刺さるのですが、特性「あまのじゃく」が牽制してくれたので、全試合を通して１回しか撃たれませんでした。
攻撃技は「リーフストーム」のみ。「へびにらみ」を採用して攻撃技無しでもいいかと思いましたが、「あまのじゃく」によるC上昇により放置されにくくなるので「リーフストーム」を採用。C+2リフストで無振りカイオーガをワンパンできます。もちろんグラードンも。
2匹目はゲッコウガ
実数値 147-×-88(4)-155(252)-91-191(252)
性格 おくびょう
選出回数 2回
挑発要員その２。カイオーガ、グラードン、モロバレル辺りへの打点として採用しましたが、カイオーガグラードンに対してはジャローダの方が相性が良く、モロバレルはそもそも選出されることがほぼありませんでした。なのでゲッコウガもほぼ選出することはありませんでした。この枠はほぼ無いに等しかったので実質５匹で戦っていたような感じです。後で思ったのですが、この枠はせいしんりょくフーディンとかが良かったかもしれません。挑発撃てますし。壁貼れますし。アンコールとかサイドチェンジとか…
はい。次はカプ・コケコです
実数値 146(4)-×-105-147(252)-95-200(252)
性格 おくびょう
選出回数 14回
挑発要員その３。催眠対策枠。パーティ唯一のZ枠。パーティの中で1番速いヤツ。ソルガレオやツンデツンデなどゼルネアスの苦手な鋼ポケモンを無理矢理突破するのに使いました。初手の挑発orボルチェンorデンキZの自由度が中々使いやすかったです。後ろのパルキアもエレキフィールドの恩恵を受けるのも良かったです。ナットレイがかなり重かったので、「マジカルシャイン」の枠は「めざ炎」か「しぜんのいかり」で良かったかなと思います。
コケコのスパーキングギガボルトはめっちゃカッコいい。
では4匹目はコジョンド
実数値 141(4)-177(252)-80-103-80-172(252)
性格 ようき
選出回数 29回
間違いなく今回のMVP。猫要員。めちゃくちゃサポートに寄せましたが、全くと言っていいほど腐る事が無かったです。ジャローダと初手に並べて猫+壁や猫+挑発をする事が多かったですが、何よりゼルネアスと並べた時の強さが違います。猫+ジオコン、フェイント+ムンフォ、てだすけ+マジシャ、岩雪崩+マジシャなとどれもめちゃくちゃ噛み合わせが良かったです。「てだすけ」が驚くほど強かったです。31試合中11回撃ちましたが、「てだすけ」を使った試合は全て勝っています。元々の素早さが高いので「いわなだれ」による怯みもかなりの確率で引けたので良かったです。元々この枠は「せいぎのこころ」による「バークアウト」の牽制も兼ねてテラキオンと悩んでいましたが、「ねこだまし」「フェイント」の有無でコジョンドにしましたが正解でした。弱い所が無かった。コジョンドありがとう。
5匹目は伝説枠パルキア
実数値 197(252)-×-120-222(252)-140-120
性格 ひかえめ
選出回数 26回
伝説枠1匹目はスカーフパルキア。S無振りでも最速110属を抜けるのでHC252。最初は上からの圧力としてスカーフカイオーガを採用していましたが、トリトドンやドクロッグといったどうしても勝てない相手にメタを貼られていることが多いことから技範囲が広く、カイオーガに強く出れるパルキアに変更しました。パーティのコンセプト的に相手に上を取られることを考慮していませんが、スカーフカイオーガにはパーティを壊滅させられる可能性があったのでパルキアにして良かったと思います。
ゼルネアスの苦手な鋼タイプに対する打点として「だいちのちから」を採用しましたが、先程も述べた通りナットレイが重かったので「かえんほうしゃ」も欲しい場面が多かったです。「だいちのちから」はコケコやガオガエンに撃てるので命中不安の「ハイドロポンプ」を「かえんほうしゃ」にしてもよかったのかなと思います。
最後はゼルネアス
実数値 201-×-116(4)-201(252)-118-151(252)
性格 ひかえめ
選出回数 30回
パーティのエース。相手に「おいかぜ」「トリックルーム」「ジオコントロール」を使わせる気がないので、自分だけ「ジオコントロール」してしまえば全て抜けるであろうという考えなので火力重視のひかえめゼルネ。
ゼルネアスは初めて使いましたが「強い」という言葉しか出ないくらい強かったです。ハーブやめれなくなりそうです。
個別解説はこんなところでいいでしょうか。
では少し対戦のデータを踏まえてパーティを振り返ってみたいと思います。
まずコンセプトである「S操作を封じる」ですが、「おいかぜ」はエルフーンに１回。「トリックルーム」はミミッキュに２回使われてしまいました。これらは「挑発」を使わなかったわけではなく、エルフーンは初手を含め何度も交換合戦の末に「ねこだまし」が追いつかなくなり許してしまいました。ミミッキュはメンタルハーブ持ちでした。最初のミミッキュは完全にハーブを読めていませんでしたが、2匹目は挑発を2回撃つかかなり悩んだ末に挑発とリフレクターを選んでしまい「トリックルーム」をされてしまいました。Zを撃たれる事もあったので悩んでしまったのがミスでした。貼られたら負けるので思い切って挑発するべきでした。しかしこの3回以外は全て「挑発」により封じる事に成功しました。
次に「ジオコントロール」ですが、実際に自分が「ジオコントロール」した回数は24回。対して相手のゼルネアス(13体)が「ジオコントロール」した回数はわずか3回。
そして「ジオコントロール」を積んで勝った試合が19回。負けが5回。負けの内2回がジオコン積み際の不意のZ技、1回が有効急所。という結果でした。やはり「ジオコントロール」を積んでしまった時の安定感は素晴らしかったですね。ほんとに相手には回したくないなと思いました。
パーティ総括
まず今回のコンセプトである「S操作を封じて上から叩く」というのは間違いではなかったのかなと思います。自分の未熟さ故に大きな結果は残せませんでしたが、確かな手応えはありました。もう少し煮詰めていけばレート1800も達成できると思います。
個別解説でもありましたがゲッコウガの枠は変えた方がいいです。フーディンやゴウカザルなんかもいいかもしれません。テラキオンも可能性あると思います。
「いたずらごころ」と「メンタルハーブ」に対する意識が薄かったので、そこのところはもう少し考えないといけません。
あとはとりあえずゼルネアスが強いのでいかにジオコンを積めるかが勝負って感じですね。鋼、炎、毒に対する駒をもう少し用意しておけば良かったかなと感じました。
だいたいこんなところでしょうか。
今回はINC3日前に「ビビッと」来たので急いで個体を用意して臨みましたが、結果はともかく内容は良かったと思います。これを糧にウルトラルールも頑張りたいと思います。
あまり役に立たない内容だったかもしれませんが、最後まで読んだいただきありがとうございました！
ご質問とかあればコメントかTwitterへどうぞ！
INC使用構築〜グラパルシャンデラ〜
はじめまして、あき.と申します。
まずは2018 InternationalChallengeNovember
お疲れ様でした。
今回incにて僕が使用したグラードン+パルキア+シャンデラ構築について少し書こうかなと思います。
ダブルバトルは触れた事がなく今大会がデビュー戦なので、「何言ってんだコイツ」と思われること書いてるかもしれませんがご容赦ください。アドバイスとかコメント頂けると喜びます。
ではさっそく、使用したパーティはこちらです
最高レート1804到達
まずは簡単にこのパーティに至った経緯を。
トリルパですね。トリックルーム貼ってグラードンで倒す！という事だけ考えて組みました。
大会に参加を決めた時は、テテフ貰う為の記念参加くらいにしか考えてなかったので、1番好きなポケモンであるシャンデラを入れる所からスタートしました。
シャンデラ入れるならトリル貼るか〜くらいの軽い気持ちでトリルパに決定。
これだとカイオーガがめちゃくちゃ重いので周りでカイオーガを見ることにしました。
・雨を借りて必中雷を打てるカプ・コケコ
・ゼルネアスにも対応できるカミツルギ
こんな感じで6匹が決まりました。
ではそれぞれ個別解説をしていきます
まずはグラードン
実数値
199(188)-222(252)-169(68)-X-110-90
31-31-31-X-31-10
性格 勇敢
鉢巻グラードン。トリル下で断崖を撃つのが仕事。始めはいのちのたまで使っていたがガオガエンを威嚇込みでも倒せるように鉢巻に変更。
鉢巻にすることでHに振ってないゼルネアスとカイオーガに75%くらい入るのでシャンデラののろいと合わせて倒しにいけるのも強み。
HとBに振ることでいのちのたまグラードンの断崖をほぼ2回耐え(92.2%で耐え)ピンチベリーグラードンも確3なのでグラードンミラーに強い。
トリル運用なのでSを最遅しようかと思ったがディアオーガやグラネクロなどのトリルミラー時の同速勝負を嫌って、トリルを貼らずに上から倒せるように個体値を10にした。
もう少しちゃんとした調整先があったかもしれませんが、僕にはこれが精一杯でした。
技構成は、断崖の剣は確定。モロバレルをほぼ一撃(B特化で75%)で持っていく炎のパンチ。浮いているトルネイベルホウオウに対する岩雪崩。命中安定でカイオーガにも通る雷パンチ。
岩雪崩に関しては、怯みを狙わないと勝てない場面にも遭遇せず、雷パンチで事足りる場面しかなかったのでミスです。それなら命中安定タイプ一致技である「じだんだ」の方が欲しい場面がありました。
次にパルキア
実数値
197(252)-X-120-222(252)-141(4)-120
31-X-31-31-31-31
性格 ひかえめ
ピンチベリーパルキア。トリル始動役兼カイオーガメタ。ゼルネアスなど不利な相手にはとことん不利だが、水ドラゴンタイプの耐性のおかげで場持ちがいいので、ピンチベリーで場持ちの良さを持続出来るように。
努力値はHC252。カイオーガの雨下HP満タン眼鏡潮吹きで確定4発。逆にこちらは雷でH振りカイオーガに56%程度。
技構成は、雷は確定。カイオーガや隣にいるトルネロスやイベルタルにも入るので強かった。
次にハイドロポンプ。タイプ一致且つ雨を借りれるのでかなりの火力を期待できる。HPに振ってあるゼルネアスを一撃で持っていく程。
タイプ一致且つそこそこ命中安定のあくうせつだん。そして要のトリックルーム。
命中100技が１つも無いのが少し不安だったが、10万ボルトではカイオーガに対して確定3発なので不採用。カイオーガは出来るだけ迅速に処理したいので。
水技は、なみのりは隣に当たるし、水の波動は、ジオコンゼルネアスのムンフォ耐えのガオガエンを一撃で倒せない。よって技構成はこれでいくことに。
実際、必中雷かトリックルームを使うことがほとんどだったので命中は気にならなかった。
次にカプ・コケコ
実数値
146(4)-X-105-147(252)-95-200(252)
31-X-31-31-31-31
性格 おくびょう
眼鏡コケコ。ミュウツーやコケコに最低でも同速勝負が出来るおくびょうにしたかったので、おくびょうでもカイオーガを倒せるように拘り眼鏡型。10万ボルトでH振りカイオーガを一撃で倒せる火力。
素早さに関しては、レートで回している時に当たったミュウツーやコケコがおくびょう最速が少なく感じたので、こちらのコケコをおくびょう最速にすることである程度上を取れると判断したのでおくびょうで良かったと思う。
実際に130族ミラーで上を取られることは無かった。(同速じゃんけん全部勝ってるだけかもしれないですが、、)
努力値はCS252。カイオーガへの火力だけを考えていたので、ほとんどぶっぱしないと10万ボルトで倒せないのでCS252。素早さは先程書いたとおり。
技構成は10万ボルトは確定。命中安定且つカイオーガを倒せるので。雷は、自分がグラードンを出すタイミング以外は常に雨だと思っていたので必中且つ最高火力ということで採用。マジカルシャインは、相手が2体とも守るを持っていて、片方が守るを使用してくるタイミングで2択を外すのが怖くて全体技としていれました。実際は、グラードンが取りきれなかった相手をトリルが切れた後に片付ける役割が多かったので、マジカルシャインで2体とも倒すという場面もありました。最後にボルトチェンジですが、これは間違いでしたね。蜻蛉帰りで良かったです。拘っているので地面タイプがいてると使いにくいかったです。
次にカプ・テテフ
実数値
149(28)-X-110(116)-190(180)-136(4)-138(180)
31-X-31-31-31-31
性格 ひかえめ
いのちのたまテテフ。サイコフィールドと合わせてかなりの火力が出る。
トリックルームを使う上で、何もせず1ターンを消費してしまう猫騙しを撃たれるのが凄く嫌だったのでサイコフィールドを張る為に採用。
努力値はH-Bはガオガエンのフレドラ確定耐え。Cはこれだけでもかなりの火力が出ます。252振っても無振りカイオーガをサイコショック一撃で倒せない(56%で一撃)ので、H振りであっても75%程度削れてシャンデラと合わせて倒せるのでこれくらいでも良かったかなと思います。Sは最速73族抜き。準速レヒレ+1などですね。雨下でないルンパッパも抜けます。このテテフは借り物の個体の為いじってませんが、もう少し考えるべきでした。いのちのたま持たせるなら耐久調整変わりますもんね。
技構成はカイオーガやゼルネアス意識のサイコショックは確定。ガオガエンやイベルタルなどに通りがいいムーンフォース。グラードンがいてるので、ガオガエン以外の炎タイプや鋼タイプが出てきにくいのもいい。そしてサイドチェンジ。初手でシャンデラに集中攻撃されるのを防いだり、グラードンを草技から守ったりと、かなり活躍しました。最後のひと枠はスキルスワップ。じゅうりょくと最後まで悩みましたが、じゅうりょくを使う1ターンを見出すのが難しいことや、グラードンとスキルスワップして日照りの再発動、相手のガオガエンから威嚇を貰うなど器用な技でした。
続いてカミツルギ
実数値
142(60)-213(92)-152(4)-X-72(164)-168(188)
31-31-31-X-31-31
性格 ようき
チョッキカミツルギ。これは有名な調整らしいですね。ツイッターで見かけて流用させていただきました。
Aは威嚇込みでも無振りゼルネアスを確定2発。
H-DはC183ゼルネアスのジオコンムンフォ確定耐え。 C183ゼルネアスのムンフォ超高乱数2耐え(99.7%)
Sは最速100族抜きという調整です。
耐久面は問題無いのですが、ゼルネアスに耐久寄りが少し多かった印象を受けたのでSを落としてもう少しAに振っても良かったかもしれません。
技構成は、カイオーガグラードンへのリーフブレード。ゼルネアスへのスマートホーン。ルナアーラや耐久ポケモンなどへのはたきおとす。ガオガエンやディアルガへのせいなるつるぎで確定しました。技構成に関しては問題無かったかなと思います。
カミツルギというポケモンは本当に強かったです。伝説ポケモンなんじゃないかと疑うくらいには強かったですね。
そして最後はシャンデラ
実数値
167(252)-X-111(4)-216(252)-110-76
31-0-31-31-31-0
性格 れいせい
気合いのタスキシャンデラ。このパーティのキーマンですね！トリル始動役兼サポート兼アタッカーです。
基本的には初手にカプ・コケコかカプ・テテフと一緒に出してトリックルームを使います。猫騙しを受けないので、タスキを持たせることでほぼ確実にトリックルームを使うことができる。挑発を考慮してメンタルハーブも考えたが、挑発が飛んでくることがほとんどなくタスキの方が便利だった。
このポケモンに関しては、ほぼ100%トリル下で動く事になるので最遅に。 Cはせっかく145もあるので出来るだけ火力が出るように252。無振りゼルネアスに半分くらい入ります。タスキを持っているがHに252振ることで C201ゼルネアスのムーンフォースが46%、201ゼルネアスのジオコンムーンフォースが91%しか入らないのでトリル+1回行動できる。カミツルギなど草や鋼タイプに2回行動出来るのも良かったと思います。
技構成はトリックルームは確定。晴れ下でかなりのダメージが期待できる全体技ねっぷう。草ポケモンは大体吹き飛ぶ。積みの起点にならず退場できるおきみやげ。ですがここはシャドーボールの方が欲しかった場面が多かったですね。ワイドガードを考慮しきれて無かったのが甘かったです。ルナアーラに撃ちたい場面が数回ありました。そして最も重要な技のろい。この技は守るを貫通するのでトリルターンを消費するための雑な守るを許さない。相性関係無くHPを4分の1削れるのはほんとに優秀だと思います。有利対面を作ると、片方守る片方交代という事もよくあるので、そこで守るポケモンに対して撃ちます。こちらのパーティは早いうちにグラードンを出して高火力で押し切るというスタンスの為、シャンデラグラードンが並ぶとガオガエンを良く呼ぶので、片方守る片方ガオガエンに交代という場面で撃つことが多かったです。鉢巻グラードンは威嚇込みでもガオガエンを倒せるので、この状況に持っていけるとかなり有利に立ち回れます。
特性はもらいびと悩みましたが、はたきおとすが多いので少しでもやけどのスリップダメージを稼げる可能性のあるほのおのからだにしました。2回ほどイベルタルを燃やしました。賢い。
個別解説はこんな感じでしょうか。
では少し選出や立ち回りについて
基本的には
先発シャンデラ+コケコ
8割くらいがこの並びですね。メジャーなオーガトルネゼルネガエンツルギバレルみたいな構築にはめちゃくちゃ有利だと感じています。オーガガエン先発の場合が少し嫌ですが、コケコを放置出来ないのでコケコに猫騙しが飛んでくるので、潮吹きを撃たれてもシャンデラがトリックルームさえ貼ってしまえば、コケコ死に出しグラードンから無双ですね。グラードンと違ってカイオーガは天候を取られると引くことが多いので、交代を読みやすく立ち回りやすいです。
ゼルネガエンやゼルネドーブルのような猫ジオコンや怒りの粉ジオコンは、コケコをグラードンに素交代とトリルでかなり優位に立てます。コケコがエレキフィールドを展開しているのが優秀です。
イベルタル入りは10万とトリルを選択します。挑発やはたきおとすが飛んできてシャンデラが落ちるのを防ぐ為です。隣が猫騙し持ちの場合はコケコをグラードンに引きます。
書いていて思いましたが大体同じですね。トリックルームを目指すだけです。
この動きが強いです。なのでこの動きが通らないときの事を少し考えるだけですね。
選出例②
先発シャンデラ+テテフ
ルナゼルネなどルナアーラ入りにはコケコではなくテテフから入ります。
コケコだと、コケコ放置してシャンデラに集中攻撃されて終わります。テテフの場合隣のポケモンにもよりますが、猫騙しを撃てないのでシャドーレイ+αでシャンデラが狙われることが多かったので、初手サイドチェンジします。テテフが落ちてしまっても、サイコフィールドトリル下でグラードンとシャンデラが並ぶので強いです。ワイドガードだけ気を付けましょう。この為にシャンデラはおきみやげよりシャドーボールでしたね。
選出例③
先発パルキア+コケコ
ゼルネアスのいないカイオーガ入りにはパルキアを投げていきます。初手カイオーガなら特性の発動順で判断してスカーフではない場合コケコとカミツルギが上を取っていて、パルキアは上を取られていようがカイオーガにめちゃくちゃ有利なのですぐにトリルは貼らないです。追い風とかあったら貼ります。
ディアオーガやオーガネクロのようなトリルを使ってきそうな相手にもこの選出です。グラードンを最遅より少し速くしているので、トリルを貼らずにグラードンとカミツルギで縛っていきます。ディアルガに合わせてパルキアもトリックルームを貼ることも何度かありました。
大体上記の3パターンくらいですね。カプとグラで荒らした後にカミツルギでお掃除、という感じでしょうか。
雷の通りがいい時はグラードンを雑に使い切って雨を貰い、パルキアとコケコで押すときもありました。
構築まとめ
カイオーガが9割だろうと思ってカイオーガに強くいこう！と組んだのでカイオーガにはかなり勝てたので良かったですが、グラードンミラーをあまり考えられておらず、後手後手に回ってしまいました。いくらカミツルギが強くても1匹で4匹は倒せないですね。あと、霊獣ランドロスがめちゃくちゃ重いと思います。当たってないですが。
霊獣ランドロスとガオガエンで威嚇を回されると負けそうですね。
守るを採用しなかったのも正解だったと思います。交代や守るの読み合いの経験値が無いので、こちらの行動を押し付ける形にして良かったです。もっと練習すればまだまだ勝てる構築ではないかと思っています。
シャンデラは強いです。
以上、長々と書いてしまいましたが書きたい事は書けたかなと思います。
次のムーンシーズンでも考察や構築記事を書いていこうかなと思いますので是非宜しくお願いします！
最後まで読んでいただきありがとうございます！
